なんだか凄くヤバイことになりそうな気がして、
急いで階段を下りて、家の中に逃げ込んだ。
ドアを閉めて、鍵をかけて、
「うわーどうしようどうしよう、なんだよあれ!!」
って怯えていたら、ズダダダダダダッって、
屋上への階段を上る音が。
明らかに俺を探してる。
「凄いヤバイことになっちゃったよ、どうしよう、まじで、なんだよあれ」
って心の中でつぶやきながら、
声を潜めて物音を立てないように、リビングの真中で
アイロン(武器)を両手で握って構えてた。
しばらくすると、今度は階段をズダダダダッって下りる音。
もう、バカになりそうなくらいガタガタ震えていたら、
ドアをダンダンダンダンダンダン!!
って叩いて、
チャイムをピンポンピンポン!ピポポン!ピポン!!と鳴らしてくる。
「ウッ、ンーッ!ウッ、ンーッ!」
この話は怖かったですか?
怖いに投票する 11票






















ただの子供か幽霊か