今から約10年前の話です。
私は当時地元の工業高校に入学して野球部に入部しました。
高校を入学して5か月が経ち友達もでき部活の子たちとも仲良く
軌道に乗り始めてきたと思った9月8日のことです。
地域によってあるかどうかはわかりませんが私の地域では新1年生
を対象にした1年生大会という野球の市大会があり、その大会も
近かったので朝練をしに高校に登校していました。
毎日自転車で40分くらいかけて登校していたんですが、その日も
いつも同様自転車を漕いでとある交差点を通過していたら
「ドッカーン」という大きな衝撃を受け地面に倒れ込みました。
よく石油を運んでる大型のダンプがありますよね?タンクローリー
っていうのか名前は忘れましたがその大きな車両に轢かれました。
幸い頭は打ってなかったので意識はありましたが、轢かれた衝撃で
骨盤と恥骨の骨折、尿道損傷で全治6か月の事故に見舞われました。
救急車で運ばれ地元の大きな総合病院に緊急搬送されその日のうちに
緊急的な手術を行いました。
手術も終わり、手術室を出ると親以外にも身内も何人か集まって来てて
俺君大丈夫か?なんかいるものあるか?と優しく接してくれていました。
その日のうちに入院する部屋が決まり、尿道損傷があったので泌尿器科
の病棟に入院することになりました。
この病院というのが当時8階建てくらいで私が入院する泌尿器科が
あったのが、4階東棟でした。
エレベーターが病院のど真ん中にあり降りるとすぐナースステーションがあって
降りて右側が東棟、左側が西棟という作りになっていました。
入院することになった病室は6人が入る大部屋で部屋に入って右と左にベットが3つずつ
あり、私は左側の廊下側のベットに決まり入院生活が始まりました。
泌尿器科ということもあり、入院している方々もみな高齢者ばかりで若い人は1人も
居ませんでした。
病院の消灯時間が21時で当時高校生だった私は21時なんかに寝れるわけもなく

























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