この話は前の投稿をした後にふとそういえば幽霊見える事が分かったきっかけの話があるのです。
前の投稿を見てもらえば分かるのですが私は幽霊を見る事が出来ます。
しかし見えるだけで幽霊と人間の区別が全くつきません。
この話は区別がつかないことでおき、幽霊が見えることを自覚出来てそしてふと思い出したと言ってもなぜ忘れていたのかが不思議な程私には恐ろしくゾッとした話になります。
当時の私は転校したてで友人が居らず家以外はずっと1人でした。もちろん私自身、とても寂しく毎日母に友達が出来なかったと落ち込んで報告していました。
しかし、暫く経つと田舎などでは良くある近所の人からの挨拶などがされ始めた為行きや帰り道などはその人達と話すのが日課になっていました。
その人達の中でも私は大学生ぐらいの女性とよく話していていました。その女性はとても優しく綺麗だった為、1番懐いていたと思います。
その女性は訳あって実家から大学に行っているらしく、朝早くから大学に行っている為会うのは帰り道が多かったです。
そんなある日に女性の方から家に遊びに来ないかという誘いを受けました。私は嬉しく思いつつも母に聞いてみないと分からないと言ってその場は断り、家に着いて母に行っても良いか聞き、了承が得れたので次の日に女性に報告した所その日は何も予定がないとの事でそのまま女性の家に遊びに行きました。
家には女性の母親と祖母らしき人がいて、母親の方からはとても歓迎して貰いお菓子やジュースなどを頂きました。暫く女性と楽しく話していた所、母親から呼ばれたらしくごめんねと言われ席を外していきました。
私は暫くぼーとしていた所、隣に女性の祖母
座って来てこう話しかけられました。
「あの子はどうしているの?」
その言葉の正しい意味を汲み取ることが出来ず
私は女性の祖母に
「いつも帰りに話しているよ!優しくて好き」
と伝えました。
するとその女性の祖母は何故が酷く顔を歪め
「そうね…所であんたは私の話を聞いてくれるのね」
そう言われた私はあの人達は話を聞いてくれないのかと聞いた所、話し掛けても無視をされるのだそうで、家族だけでなく近所の人からも相手にされないと恨めしげにわたしに言ってきました。その後
「でもあんたが私の話を聞いてくれてうれしい。あの子とはずっと仲良くいてね」
そう言って笑いかけられた為私は嬉しくなって分かったと返事をしました。その後お婆さんは2階へいき、その後に女性が帰ってきました。
遅くなってごめんねと言われ、お夕飯があるけど食べていくと提案された私は家に電話をして
その女性の家でご飯を食べてその日は家まで送って貰いました。
次の日の夜に母と遊びの誘いと夕飯のお礼に
シフォンケーキを作って女性に家持っていきました。すると玄関にお婆さんがいてこちらを見ると嬉しそうに笑って
「また来てくれたの、嬉しいねぇ」
と言われました。女性がいるかどうか聞くとまだ帰ってきていないと言われた為お婆さんと待つことになりました。
女性の実家は持ち家らしく庭があり、縁側に腰を掛けてお婆さんと話をしていました。
女性の小さい頃の話やお婆さんの若い頃の話など沢山したと思います。しばらくした後
こわいて