閉まったんだと思ったんです。
ギィ、ギィ、ギィ……。
誰かが廊下を歩くような音が聞こえるんです。
正確には、歩く音というよりは、
踏みしめるような軋む音。
足音といえば、ドンドンドンと
踵がフローリングに当たって響くものですが、
ギィ、ギィ、ミシッ……。
ゆっくりと、すり足で動くような音でした。
私は、ただならぬ雰囲気を感じ、
作業の手を止めて周囲の音に意識を集中しました。
すると、軋む音とは別に、かすかに
何かの声が聞こえてきたんです。
誰かの話し声のようでした。
「もしかして、他の業者さんが来て話しているのか?」
そう思いましたが、玄関が開いた音もしなかったのです。
横にスライドさせて開くタイプの玄関だったので、
開くとガラガラと響くはずなのに、
そんな音は聞こえていませんでした。
それに、話し声はとても小さく、
とぎれとぎれで、何を言っているのかは
よく聞き取れませんでした。
「上に置いてきた俺の携帯が、
この話は怖かったですか?
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怖いぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ
↑ありがとうございます。りょりょです。
このお話は私のyoutubeの視聴者様からの聞かせていただいた実体験を書いてみました。
まだいくつか投稿していただいたお話がありますので、お楽しみに☆
うわあこええええ
実体験はヤバいですね
怖かったです
よかった
ちょっと長いけど、読み応えはあったと思います
とても怖かったです!