親戚がご近所から聞いた話なのですが、その方の話では知り合いの方が格安で家を購入できたのでそこに引っ越す との事でした ご近所の方が「なぜ安いのか」と聞くと、所謂「曰くつき物件」だったそうです それについては不動産会社の方からもちゃんと告知を受けた上で納得しており、特に問題なく購入に至ったそうです 一軒家で多少便利は良くない所ではあったものの、価格の割には広い物件でかなり満足だったという話を聞いたそうです なぜ曰くが付いているのかというと、詳しい内容は聞かなかったそうなのですが、その家でお亡くなりになったので安くしている との事だったそうです
暫くすると引っ越した方が近くに来たそうでご近所さんは話をした時に聞いたらしいのですが「あの家、なんかおかしいのよ」と自分から話し始めたそうです 引っ越しを済ませて、それ程日が経ってない内から「家の中に誰かいる感じがしている」との事らしく、その気配が何かしてくる訳ではないらしいのですが、常に動き回っている時もあれば、付いてくる感じがすると気味の悪そうに話していました その方と娘夫婦の３人で生活しており、昼間は娘夫婦は仕事に出ており、自分ひとりなので、あまり気分が良いものではない という話をしていました 娘夫婦もその存在には気づいていたらしく「気持ちが悪いね」という話を母娘でしていたそうです
流石にその方も「この家は良くない」と思ったそうで、引っ越しを提案したらしいのですが、娘夫婦は「この大きさであの値段では買えないし、買ったばかりでお金もないし、何かして来る訳ではないので引っ越しはしない」と聞く耳を持たなかったそうです 仕方が無いのでその方は昼間は極力家にいない様にし、娘夫婦のどちらかが家に帰ってきてから、家に入っている という話をしていたそうです 暫くすると全くご近所さんの所にも来なくなり、その親子が曰くつき物件に住み続けているのかどうかは分からない との事でした ただ話を最後に聞いた時に「あの家は誰かいる そして常に私についてくるのでいたくない 気配はあるのに姿が見えないのが怖い」という様な事を言っていたそうです
怖いですね。