19960709

注意：本投稿では事件に関係する人物の本名は伏せておりますが、地名は一部実際の地名を使用しております。現在も住民の方が生活されておりますので、訪問や場所の捜索等はお控えください。

皆さんは1996年に山梨県で発生した行方不明事件をご存じでしょうか。

《事件の概要》

※当時の新聞記事を抜粋しております。

1996年〈平成8年〉7月10日

“銃暴発　男児が行方不明”
〇〇市〇〇町で銃の暴発が発生。〇〇町在住のYさん(三十二)の次男、Sさん(十一)=○○市立〇〇小学校＝が被弾したと見られ、事件発生後警察と消防が現場に駆け付けたところ、現場にSさんの姿はありませんでした。

○○署の調べによると、事件発生前日の七月八日。同校に通うSさんの同級生ＡとＢは空き地で地中に埋められた箱の中から拳銃を発見。
事件発生当日の七月九日、ＡとＢは校内でSさんに接触。Sさんに拳銃を使用させる目的で放課後空地へ呼び出した。午後四時五十六分頃、Sさんが拳銃を手に取ったところ「パンッ」と音が鳴りSさんはその場に倒れた。AとBは約五百㍍ほど離れたB宅へ母親を呼びに向かった。午後五時二十八分、Bの母親は消防へ連絡しAとBと共に徒歩で現場へ向かった。その後消防と、消防から連絡を受けた警察が現場へ向かった。その時点で事件発生から既に三十分以上が経過していた。警察と消防が現場に到着すると、Sさんと暴発した拳銃は消えていた。Sさんが帰宅する可能性があったためSさんの母親が自宅で待機するが、Sさんが帰宅しなかったため午後五時五十五分頃捜索を開始。警察とSさんの両親、同校の教員らによって周辺の捜索が行われた。何者かによって現場から持ち去られた可能性も視野に入れ、捜索範囲を拡大したが有力な手掛かりの発見には至らなかった。
Sさんは身長一㍍五十八㌢、体重四十三㌔、事件発生当日は黒色のズボン、深緑色の半袖シャツを着用していた。
警察の発表によると、暴発した拳銃は戦時中に製造され広く普及した二十六年式拳銃であることが判明した。だが拳銃の所有者や地中に埋められていた経緯は現在捜査だ。」

これが事件発生当時の記事です。そして以下が2019年に発行された新聞です。

※当時の新聞記事を抜粋しております。

2019年〈平成31年〉5月10日

“23年の時を経て遺族の元へ”

「○○県○○市○○町で1996年、当時小学5年生だったSさんが同時に発生した銃暴発事件の後行方不明になった事件でSさんの遺骨が発見された。事件発生から今年で23年。長い月日を経て、遺骨は遺族の元へ返還された。発見までの経緯は今月6日、山中を散歩していた男性が白い骨のようなものを発見。発見当初は人骨だとは思わず現場を立ち去ったが翌日7日に「人骨のようなものがある」と警察へ通報。身元の判別は付近で発生した行方不明事件や死体遺棄事件の記録を照合されながら捜査された。遺骨はSさんのDNAと完全に一致したが、鑑定の結果事件が発生した年と死亡した年に数年のずれがあることが、捜査関係者への取材で分かった。事件発生当時Sさんは11歳、だが発見された遺骨の年齢は推定15～17歳だった。
警察はSさんが事件直後に別の事件に巻き込まれ死亡した可能性があるとして捜査を続けている。」

長くなりましたが以上が事件の概要です。
現在どこまで捜査が進んでいるのかは分かりませんが、その後一切報道されていないので解決には至っていないようです。
皆さんは当時何があったと思いますか？

↓↓↓実際の新聞記事の写しですリンクから閲覧できます↓↓↓

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