あなたの街のリサイクルショップ【K】
投稿者:ねこじろう (156)
と聞こえる。
車や家とかを売ろうとしているのだろうか?
いや松山にそんな資産らしきものがあるようには思えないし、、いやむしろこの間会社帰りの居酒屋で飲んでいた時、あいつ最近パチンコにドはまりして借金の返済で大変だと愚痴ってたが、、
すると、
「番号札『3』のお客様、買取り査定が済みましたので買取りカウンターまでお越しください」
店内アナウンスが耳に飛び込んできた。
俺はそっとドアを閉じると、なに食わぬ顔をして入口の方に向かって歩きだした。
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「あーあ、締めて2,000円なりか、、、まあ、そんなもんか」
と一人ぼやきながら駐車場を歩き車に乗り込んだ時だ。
突然濃い青の大型ワゴン車がいきなり前を横切り、建物裏手の搬入口辺りで停車した。
車の側面には四角の中に【K】というあのロゴマークがあった。恐らくショップの専用車だろう。
すると助手席から制服姿のスタッフが降り、素早く後方のドアのところまで走るとガラリとスライドさせて開ける。
しばらくして搬入口奥の暗がりからぞろぞろと男女が現れると次々にワゴン車に乗り込みだした。
皆白いガウンのようなのを着ている。
最後に乗ったのは、あの松山だった。
俺は不審に思いながらもエンジンをかけると、ゆっくり車を動かし始めた。
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翌日はいつも通り会社に出勤した。
俺の席の斜め向かいの席は松山なのだが、その日彼が会社に現れることはなかった。
これと同じような話を見たことがあるけど、こういう話は面白い
身体測定てきなところで臓器を売るってのが予測がついてしまった
臓器売買((( ;゚Д゚)))怖
皆様、コメントありがとうございます
─ねこじろう
ねこじろうさんのお話、オチはどこか知っているような…知っていそうで新しいような、ら
世にも奇妙な物語のような絶妙なお話いつも楽しく読んでいます。今回もありがとうございます!
コメントありがとうございます
世にも奇妙な~的というのは、たまに言われますね
特に意識はしてませんが、出来るだけ今風な題材を扱おうとは思っております
─ねこじろう
腸、安すぎないか?