終着点のあるバス
投稿者:ねこじろう (147)
長編
2023/12/21
14:23
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……
だが、誰一人として立ち上がる者やボタンを押す者はいなかった。
─そうか、そうだったのか……
Aはなぜだか、清々しい気分になっていた。
……
それから前方のフロントガラスを見ると、彼方には水平線が微かに見えてきていた。
【了】
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怖いというよりも悲しいお話しでした(>_<)。
降車ボタン押さなかったんですね。奇しくも似たような境遇の男たちが出会い重ね合う思い。ラストの一文が光っています。最期、ひとりじゃなかったことが唯一の救いであり慰めでしょうか。
皆さん、コメントありがとうございます
─ねこじろう
さみしいね
コメントありがとうございます─ねこじろう