座敷童子の棲む家(BAD ENDver1)
投稿者:トワ (15)
短編
2023/11/12
11:10
6,126view
まさか、祖母が座敷童子と遊んだことがあるだなんて…。
「それじゃあ、そろそろあなたにも、この家の秘密を教えてあげましょうね」
祖母はそう言うと、おもむろにキッチンの戸棚から駄菓子の入った籠を取り出した。
「さぁ、ついておいで」
わけもわからず私は祖母の後について行く。
そして階段を上がり、二階にある自室へ向かうと祖母は天井を見上げた。
「時々、天井から足音が聞こえたりするでしょ?あれはみんな座敷童子様の足音なんだよ」
私は当惑した。
確かにネズミの足音にしては少し大き過ぎると思っていた。
しかし、まさかそれが座敷童子の足音だなんて一体誰が思うだろうか。
そもそも、どうしてうちに座敷童子様がいるのだろうか?
私はなんとも言えぬ気持ちで天井を見上げると、心なしか天井の染みが子どもたちの微笑む顔に見えてきた。
「ほら、見てごらん」
祖母は私を押入れに手招きする。
「ここに羽目板があるだろう?これが天井裏に続いていて、座敷童子様の棲む世界とも繋がっているんだよ」
この話は怖かったですか?
怖いに投票する 11票
祖母との関係がほのぼのしてて良いなーと思いましたが、最後は『餌やり当番』でなく、違う言い方をして欲しかった
餌って…
ほのぼのしていて良いなぁと思ってたのに、最後に「餌やり」って……。
座敷童子様って呼んでるのに、すごく違和感があった。
前のコメントを読んだ感じからして、最後の部分は後から追加されたのかな?
おそらく3番目のコメントを書いた方の言う通り、後から急いで書き足したんだろうね
無理矢理感が凄い
個人的には書き足す前の最後を“餌やり当番”ではなく“おやつ当番”“おやつ係”等と表現して終わっている方がずっと良かったと思う