ストーカー
投稿者:さぶちゃん (2)
【第3章 :私の写真】
「まったく。昨日のあれはなんだったんだよ。」翌朝、重い体を起こし携帯を見ると1通のメッセージが入っていた。
「おっ!久しぶりの友達からのLINEだ!私のこと覚えていてくれたんだ!!」
そう喜んだのは束の間。私はメッセージを見て震えが止まらなかった。
メッセージには「さぶちゃん大丈夫?」という文言と共にURLが載せられていた。私は何も考えずにURLを開いた。
そこには大量の私のプライベートの写真と共に「沢山晒しちゃうからね〜♡」と投稿されている。投稿日時は昨晩0時半
犯人は一瞬でK子だと分かった。K子と2人で遊んだ時の写真が載せられていたからだ。
K子とは全く関係ない私の友人の所にまで拡散されていたらしく、心配して連絡をくれたのだ。
「何、こ、れ、」
あと1時間で仕事に行かなきゃいけないのに、怖くて外に出られない。
私はすぐさま母親に連絡。
「とにかく仕事休んで帰ってこい」
幸い自宅から実家までは電車で1時間ほどの距離にあった。
仕事の休みを取りすぐさま実家へ向かって事情を話した。
【4章 法的措置】
「あーー。同性のストーカーってなかなか難しいんですよねぇ〜」
母と話し合って警察に行った。ひとまず事情聴取をされたが、取り合っては貰えなかった。
事情聴取が終わった頃には私の体力は限界まで来ていた。
昨晩の金縛りで胸を圧迫された痛みも残っている。私は警察署から帰宅すると精神的・肉体的疲労で倒れるように眠ってしまった。
寝ている最中にまた金縛りにあった。
今度は首を絞められた。昨晩と同様ぎゅーーーーと音が立つほど強く。
目を見開くと、首を絞める者の顔が見えた。
K子の姿だった。K子は私の上に馬乗りになり、首を力いっぱい締めていた。長い髪で顔が覆われ、鋭い目つきで私を睨みつけていた。
「離せよ!お前に殺されて溜まるか。このメンヘラ女!!」叫んだ。しかし声は出ない。
意識が遠のく。苦しい……
しばらくしたら、意識が戻った。
「なんだ……夢か……」夢と思いたかったが、
首を絞められた感覚が残っている。
そして、昨晩圧迫された胸の痛みも残っている。
まさか、、、、なる。
じゃなくて
まさか、、、、なるなんて。
じゃないっすか
ストーカー気質って病気ですよね。そういう人間は治療してもらいたいですね
面白かったです!