短編
2023/07/04
20:48
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「夜ご飯は作らないから、近所のスーパーに寄って帰るから少し待ってて」
との連絡。
「わかったー」
と返す。が今日はあまり食欲もない。
「じいちゃんにもっと会えばよかったな」
誰もいないリビングで無意識に口に出た。
…
「。。。ん?」
思い出したかのように帰り道で感じたものが…。
すっ
まわりを見渡すもいつものリビング。
人なんかいない。
「あ〜れ…疲れているんかな。。」
…
「…いや、めっちゃ見られてる。。」
…
というか、視線ではなく人の気配を強く感じる。
すっすっ
再度見渡すも人はもちろんいない。
「…なんか、や・やばいかも」
理由はわからないがそう思った。
けど、身体が動かない。
…
さらに人の気配が強くなった。
…
冷や汗がとまらない。
冷たい汗が顎《あご》から落ちた。
ぽたっ
とその時。
ガチャ
玄関が開いた。
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葬式にいったら清め塩しないといけないね。
視線を感じる時は横や後ろより「上」、シャワー浴びてる時とかトイレの中とかね。。。