視界の端に見える『あるモノ』

さすがに脳外科とかで頭を見てもらうとなれば両親に連れてってもらわないといけないと思って、ここ最近視界に人の姿みたいな残像が写り込む事を伝えると、二親ともに「「えっ」」と気味悪そうに引いてた。

二人ともオカルトの話かと思って吃驚したみたいだったが、俺が脳の病気だったら怖いから病院で頭を見てもらいたいと言えば「そりゃあ見てもらった方がいいな」と言われて、母同伴で病院で見てもらった。
まあ、何も異常なかったんだけど。

それからもやっぱり人らしき残像が視界に入り込むのは治らない。
これってオカルトなのだろうか？そう思い始めた。
かれこれ一年半くらいはこの現象に悩まされている。

と言っても、最近はそこまで意識しなければ気にならない程度には慣れて来たんだが、やっぱり心の何処かでは脳の病気だったら怖いなという気持ちは残ってる。

それと同時にオカルトだったらそれはそれで怖いという気持ちもある。

そんな中、たまに思うんだ。
これまでずっと捉える事が出来なかったその『残像』に急にピントが合ったらどうしようって。
なんか、その姿を見たら本当に何かが起きそうで、そういう意味で残像が見えたらビクビクするようになってしまった。

今では残像が見えても無理に振り返らないようにしているが、この症状はいつ治るんだろうか。