折れたスプーン
投稿者:月子 (9)
気分が乗らず、あまり口にすることができませんでした。
翌日も観光をしてからもう1泊し、翌々日に帰る予定だったのですが、
結局翌日の朝早くに出発して、帰ることになりました。
曽祖母の遺体の顔は、安らかなものだったそうで…
眠るように逝ったのだそうです。
前日の午後4時に。
曽祖母の死亡時刻を聞いた父母と私の顔は、
真っ青だったと思いますよ。
あのスプーンが折れた時刻と同じだったんです。
不思議そうにしている祖父母に
折れたスプーンのことを話すと、
「きっと〇〇ちゃんへのお別れやったんやなぁ。ひいばあちゃんなぁ、〇〇ちゃんのこと大好きやったからなぁ」
「そうや、そうに決まっとる。あの人はお前を
一際大事に思っとったからなぁ…」
と、涙ながらに教えてくれました。
おいおいと泣いている祖父母、
その横で感動している父母に、
私はどうしても言えませんでした。
スプーンが折れたとき、耳元で
【いこう】と呟く曽祖母の声が聞こえたことを。
そして今も、皆には閉じているように、
安らかなように見えているらしい曽祖母の瞼は
ぐわっと開かれていて、私を見ている事を。
とても眠るように逝ったようには見えない事も。
私はお経を上げる際、必死で読みました。
連れて行かれると思ったので。
実際曽祖母には、私はとても可愛がってもらってました。
彼女は手先が器用で、手作りのぬいぐるみやコースター、服も貰いました。
本当にお世話になったのですが、流石にあの世で可愛がられるわけにはいきませんからね。
投稿者がJKとかは実際分からんとだけは感じた。
その正体がわからない不明瞭さも含めての
怖い話、として楽しんでくださいな。
JKが岩塩プレートを何故持っているw
岩塩プレートで焼いた肉が好物だからです。
美味しいですよ、是非どうぞ。
JKとは…?
そのオチが一番怖い…
ネタだよね?
高1として言わせてもらうとJKをけがさんといてや!
ご年配の方がJKのフリをして喜んでるのがこの話の本当に怖いとこだねww
↑決めつけはやめた方がいいですよ。
月子さんのお話がとても興味深くて他作品も読ませていただきました。書き方(語り方?)も相まってゆったりと落ち着いて読めました(__)