婚活パーティーの帰りに
投稿者:ねこじろう (147)
短編
2022/12/05
16:39
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しばらくすると、また女の声がする。
「ありがとうございます。こんな私で良ければ」
これはチャンスだ。神様が与えてくれたチャンスだ!
俺は頑張って続ける。
「で、では明日の夕刻に、ここの公園でお会いしませんか?」
すると、
女の返事は意外なものだった。
「その必要はありません」
俺は尋ねる。
「どうしてですか?」
…………
急に女は無口になった。
そして沈黙がしばらく続いてからのことだ。
頭頂部辺りにさわさわと何かが触れているのを感じる。
何だろう?と見上げた瞬間、ゾッとした。
それは長い黒髪。
黒髪は上方から垂れてきており、訳が分からずその先を目でたどったとたん、
一気に全身に冷たい戦慄が走る。
「う、うわあああああ!、、、」
それは天井にある通風口。
黒髪はそこから垂れてきていた
そしてその隙間から、
白い女の顔が嬉しそうに目を細めて、じっとこちらを覗いていた。
【了】
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ヒトコワじゃないじゃん!!
呼出音は聞こえなかったのですか?
↑ホントそれ!汚い公衆便所で失神する投稿者さんを想像しただけで大変気の毒で何より。
尻は拭いていたのですか?
トイレのドアを見て電話しています。で、吹いた。