視線を感じる時
投稿者:わい (2)
風呂から上がり、ベッドに入る準備をしていた。
ベッドについてから、携帯を開き今日はなんの怖い話を聞きながら寝ようかと、動画サイトを見ていた。
この日は、とある人たちのゾッとする話(多分このサイトを見に来てくれてる人ならピンとくるはず笑)を聞きながら眠りに落ちた。
どれくらい寝ていただろう。
僕は人生で初めての金縛りに合い、目が覚めた。
外はカーテン越しに、少し明かりが漏れていた。
僕は初めての金縛りにかなり戸惑っていたのを覚えている。
そして、僕の視界は天井を写していた。
何もない視界の端から、こちらを見る視線を感じた。そちらを見ようにも、
ーやばい、体が動かない。声も出せない。
そう思っていると、耳元で寝る前に流していた怖い話が流れていた。
『初めての金縛り×怖い話』
今まで経験したことのない状況に、僕は今までにない恐怖を感じていた。
動画を止めようにも、体が動かない、目を瞑り眠りにつこうにも瞼が言う事を聞かない。
僕は黙って、耳元から聞こえてくる怖い話を黙って聞いてることしかできなかった。
その時流れていた怖い話はこう言う内容だった。
(著作権よくわからないけど怖いので、一応名前は控えます)
ーとあるカップルの話だった。
A子(彼女)が家で、B君(彼氏)を待っているところから話が始まる。
B君が家に帰ってくると、早々にA子がB君にこう尋ねる。
「本人?」
と。B君は訳もわからず、A子に何があったか聞く。
するとA子が震えた声で話し始めた。
A子が家で寝ていると、そこに、至って普通にB君が
「ただいま〜」
と帰ってきたと言う。その日はB君は遅くまで仕事の予定だったらしい。
だが当初の予定よりかなり早い帰宅。
『あれ?』と思いながらも、黙ってベッドの上からB君の言動を見ていると、
ただ、直感で『あ、この人B君じゃない』と思ったそうだ。
A子はB君の呼びかけを無視し続けた。
だが、ひっきりなしにB君はA子を呼ぶ。
私も、このサイトを毎日寝る前にに見ているせいか怖い夢をみますよ。