そいつは意味深に拭った血痕が目立った口角を僅かに上げ、スッと姿を消していく。
呪いはきっと解けていない。
というか、俺が呪いを解放してしまったから再び動き出したと言ったほうが正しい。
これからもアイツは誰かを殺して過去の無念を晴らすのだろうと俺はすんなりと受け入れられた。
俺の周囲にだけ被害が及ばなければそれでいい。
最低な考えだが俺にはどうすることもできないのだから。
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面白かった
もっと評価されてもいいと思う
面白かったし怖かったしオチも最高だったけど、なかなか読みにくい文章だった。
それすらもそれも不気味さを演出していたけど
構成も文章もしっかりしているし、話自体も、時系列にそって流れているため分かりやすく読みやすかったです。結局、呪いは解き放たれたのか、祖父の代をもって終了したのかわからぬまま結んでいる点で、逆に不気味さと呪いの連鎖への不安や怖れを暗示しているように感じましたが。
うむむむむむむむ…
時代背景がよく分からんかった(´・ω・`)
戦後って第二次世界大戦?戊辰戦争とかなら時代背景想像出来るんだけど
一般の方にはあまり馴染みのないであろう単語や言い回しを使う割には基本的な文章の構成がチグハグになっている部分があったりで少々読み辛いのではと感じる部分がありました。全体的な雰囲気や内容については楽しめました。
リアリティがない。日本にそこまでカルマの重い人は生まれないから。実話なら中国の話かもね