奇々怪々 お知らせ

意味怖(意味がわかると怖い話)

kakiokaさんによる意味怖(意味がわかると怖い話)にまつわる怖い話の投稿です

埼玉県日高市の高麗神社
短編 2026/09/01 22:40 61view

埼玉県の中西部に位置する日高市をご存知だろうか。飯能市の方が有名かもしれない。日高市は飯能市のとなりである。

ここに、高麗神社、という神社がある。埼京線に高麗川という駅があるのは分かる方がいるだろうか、読み方はそれとおなじ こま 、神社である。

お気づきの方もあろうが、高麗は朝鮮とかかわりがあるなまえだ。高句麗、という国がむかしあった。

高句麗が七世紀に滅びた。そのときに朝鮮半島から亡命した貴族たちが関東に住み着き、時の天皇と親書を交わし、まだ原野だった関東平野を開拓する代わりに居住してよいという許可を得た。

そんな歴史は関東の随所にあるのだが、この高麗神社の特に不思議な点は、今でも高句麗貴族、ひいては高句麗王族の血をひいたものが神主としての役にあたっているという点だ。苗字は代々高麗。

在日コリアンの方はここを訪れることが多い。また高麗神社から別れた苗字といわれるものがいくつかあるが、そのひとつ新井姓は埼玉や群馬に多く、在日の方が日本名に使う場合もある。境内には将軍標、といわれる道祖神とよく似た男女の神が置かれている。道は整備はされているが、未開当時を思わせる森林も同時に残っている。

天皇家や後の武士たちとは明らかに民族が異なっているはずの高句麗(ツングース系、エベンキ族と朝鮮族はほぼ同じ民族)の子孫たちは関東に根を張り、今も生き続けている。沖縄やアイヌだけではなく、こんな身近な場所にも日本人単一民族説をくつがえす証拠が残されているのだ。

1/1
コメント(0)

※コメントは承認制のため反映まで時間がかかる場合があります。

怖い話の人気キーワード

奇々怪々に投稿された怖い話の中から、特定のキーワードにまつわる怖い話をご覧いただけます。

気になるキーワードを探してお気に入りの怖い話を見つけてみてください。