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不思議体験

キジニャンさんによる不思議体験にまつわる怖い話の投稿です

すみません
長編 2026/08/30 14:15 271view

大学に入ってしばらくした頃、僕はコンビニの夜勤アルバイトを始めた。

勤務時間は22時から翌朝6時まで。
初日の22時に出勤すると、23時まで店長から仕事を教えてもらった。

接客、レジの操作、商品の前出し、ホットスナックの清掃、ゴミの処理、廃棄商品の確認。
どれもコンビニの夜勤なら珍しくない仕事だった。

ただ、一つだけ気になる指示があった。

「2時までに売場のメンテナンスをある程度終わらせてください」

「はい」

「それで、2時から3時の間は必ずバックヤードで作業してください」

「……必ず、ですか?」

僕は、その単語が気になった。

「そう。その時間はバックヤードで伝票整理とか、廃棄の確認とか、細かい仕事をやってもらえればいいから」

「分かりました」

店長は続けた。

「その1時間、お客さんが来ても、レジに置いてある呼び鈴が鳴ったときだけ会計してください」

「はい」

「売場から声をかけられても、呼び鈴が鳴るまでは出なくていいです」

そこまで言われて、僕は少し気になった。

(何かあるんですか?)

と、聞こうかと思った。

でも、夜勤の細かいルールなのだろうと思い、そのまま黙っていた。

「3時を過ぎたら物流のトラックが来るから、そこからは売場で品出しね」

「分かりました」

23時になると、店長は帰っていった。

その後は、夜勤の先輩と二人きりだった。

最初はレジの応対。
それから品出し、清掃、ゴミ袋の交換など、一通り教えてもらった。

そして2時前。
先輩が、

「そろそろバックヤード入ろうか」

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