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呪い・祟り

Pez13さんによる呪い・祟りにまつわる怖い話の投稿です

子猫
短編 2026/05/25 16:34 121view

これは、私が勤める介護施設で、
ある利用者様から聞いた話です。

その方がまだ10代だった、
昭和36年の秋頃のことだそうです。

近所の公園には大きな池があり、
学校帰りにそこを通ると、
数人の子供たちが何か騒いでいたそうです。

見ると、
捨てられたばかりのような
小さな子猫が数匹、

池に浮かべた板の上に乗せられていました。

子供たちは、
板を棒で突いたりして、
面白がって遊んでいたそうです。

「そんなことしたら可哀想やろ」

そう注意しても、
子供たちは笑うだけで、

「うるさいババア」

と囃し立てたそうです。

「まだ10代やのに……」

そう言い返した時、
急に空が暗くなり、
強い雨が降り始めました。

家に帰ってラジオをつけると、
大型の台風が大阪へ近づいていると
繰り返し流れていたそうです。

台風が過ぎ去ったあと、
気になって公園へ行くと、
池には、
あの板がまだ浮かんでいました。

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