これは、私が女子社員寮で実際に体験した不思議な出来事です。
ある日の夜、仕事から帰って
ご飯を食べて、お風呂に入りました。
そのあと洗濯物が溜まっていたので洗濯をすることに。
寮では22時までに洗濯を終わらせないといけない決まりがあり、
眠い目をこすりながら洗濯が終わるのを待ちました。
下着と靴下は乾燥機へ、その他の服は乾燥室へ干します。
本当は乾燥機が終わるまで待つつもりだったのですが、あまりにも眠くて
「朝取りに行けばいいか」
そう思って部屋に戻り、そのまま寝てしまいました。
その夜、私は金縛りにあいました。
体は動かないのに、目だけが開いている状態。
その時です。
黒い影が、私の顔を覗き込むようにしていました。
もう怖くて怖くて必死に体を動かそうとしたのですが動かず、気がつくと朝になっていました。
あぁ、これが気がついたら朝になっている状態なのかと思いながらも、仕事の準備をしていると、引き出しに靴下がありません。
「あ、乾燥機の洗濯物取りに行ってない」
そう思って洗濯室へ行きました。
自分の部屋の向かいに洗濯室があったので棚の上で畳んでから部屋へ持っていこうとしたら違和感がありました。
下着のセットで買っているのに上下の数が合わないんです。
でも急いでいたので、その時はいつか出てくるだろうとあまり気にしませんでした。
職場で仲のいい同僚のAさんに昨晩の出来事を話しました。
その人は私の前に同じ部屋に住んでいた人でした。
「昨日、金縛りにあって黒い影を見たんです」
そう言うと、Aさんが言いました。
「それ…おんなじ。金縛りも黒い影も…」
それから二人で
「あの部屋、曰く付きなのかな」
なんて話してゾッとしてその時は終わりました。
それからしばらくして、Aさんは仕事を辞めていて、私は寮を出ていました。

























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