みなさんには子供の頃の不思議な記憶ってありますか?本当に起きたことなのか、ただの夢なのか。はたまた、その両方が入り交じってできたのがこういった曖昧な記憶なんでしょうか。僕にも一つ、不思議な記憶があります。
これは小学校に入学する前の幼児の頃の記憶です。
一人で帰路についていると、ちょうど家に面した通りにさしかかったところで一人の男とすれ違いました。スーツ姿で長身細身なその男はゆっくりと向こうから歩いて来ましたが、何故か頭には真っ黒に反射するフルフェイスヘルメットを被っていました。
嫌な予感がしました。視線が読めないので自分が狙われている気がします。目を合わせないように視線を下の方に向けつつ歩き、襲われないことを心から祈りながらすれ違おうとしたその時、案の定、ガサッ!っと僕の方に飛びかかってきました。そしてここで記憶が飛んでしまっているのです。
こうして書いて振り返ってみると、これはただの夢だったのかもしれないという気がしてきました…。こういうストーリーの夢って、たいてい「死ぬ!」とか「襲われる!」とか思った瞬間に夢から覚めてしまうんですよね!笑
でも、この記憶を思い出す度に気になる事があるんです。
僕は乗り物恐怖症で車にも乗れないんですが、それはなんでだろうって。僕の姉は僕が物心ついた時から亡くなったと聞いてるんですけど、それは本当なんだろうかって。
二十歳を超えた今でも、腰には痣のような跡が残り続けています。それを母は「出産の時にできたもの」って言ってたんですけど、多分これ嘘ですよね?
真実を、知りたいです。
























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