参呪箱
投稿者:イエティ (51)
コトリバコって知ってる?
どこかの怪談サイトで見かけたんだけど、子供の指とか内臓?とかを箱に入れて、
その箱に触れた女子供が死んでしまうっていう話。
それに似たものの話を叔父に聞いたんだ。
叔父はネットとかに疎いから、多分本当の話なんだと思う。
叔父はキャンプが好きで、独身貴族だから毎週のようにキャンプに行く。
俺も何度か同行したことがあるんだけど、道具も料理もめちゃめちゃ本格的。
俺が同行するときは比較的近場のキャンプ場に行くんだけど、
一人の時は山に登ってキャンプ(というより野営?)したり、
真夜中に漁港からゴムボートで島に行きキャンプしたり、
サバイバルチックなことが大好きなようだ。
この話は、宮城県のとある山が舞台となる。
仙台から3時間以上、かな~り山奥で、ふもとにはコンビニすらない。
適当なところに車を停め、ガードレールを乗り越えて急斜面を下る。
降りた先には沢があり、イワナやヤマメが良く釣れるらしい。
そのまま沢沿いを登り、1時間ほど歩くとかなり開けた河原に出る。
水も綺麗、星空も良く見えるだろう。叔父はそこをキャンプ地に決めた。
朝10時ごろ、叔父はテントや諸々を設営し、コーヒーを淹れて休憩していた。
釣りでもしようかと思ったが、釣れるのは朝方or夕方なので山菜取りへ。
聞いたことない名前の山菜をひとしきり採取し、キャンプ地に戻ろうとしたが、
慣れゆえの慢心で道に迷ってしまう。
不運は重なるもので、運悪く足を滑らせて腰を強く打ってしまった。
10分くらいうずくまるくらい痛かったらしく、
叔父は冷静になる為にも30分ほど休憩していた。
ようやく痛みも落ち着き、太陽の方角や川の音に耳を澄まし、
キャンプ地へ向けて歩きだした。
途中、ある程度整備された道に出た。
草木は生い茂っていたが、車1台分くらいの砂利道。
おそらくかなり昔使われていた道なんだろうな~と、しばし観察していた。
少し歩くと、お地蔵さんがあった。
これもまたかなり古く、コケ生えまくりで腕が落ちている地蔵もあったとか。
ふと見るとお地蔵さんの後ろ側に、棺桶サイズくらいの大きな箱があった。
仙台で女の手首と言えば吉良吉影ですよね
え、Yさんて誰?w
↑知り合いの坊主だろ?
普通変な箱見つけても開けないだろ?
開けても持ち帰らないだろ?
15歳年下って何歳だよ?
コトリバコ&邪視 featuring 吉良吉影