富士山の景色を撮っていたら目覚まし時計が鳴る恐怖
投稿者:ぷーさん (30)
山梨県に行ったときの話しです。
富士山の景色が美しいとの情報を得て、私はカメラを持って行きました。
山の景色はとても美しく、心が癒されるようです。
「ああ、本当に来てよかった。カメラで富士山の写真を撮ろう」と思った私。
でも、普通に撮ってもだめかなと思ったので、30分おきに写真を撮ろうと考えました。
午前11時から暗くなるまで、腕時計を見ながら30分おきにカメラで撮ることを決めた私は、目覚まし時計をセットします。
「持ってきてよかった」と思った目覚まし時計。
この目覚まし時計は国内産のもので、壊れないことで有名なメーカーの時計でした。
気温がマイナスになっても壊れませんし、気温が高くなっても壊れにくいと人気です。
色も形も好きな時計。
ボードの上に置いて、富士山の景色と時計とのコラボを楽しみます。
チリリリリン
「おっ、鳴ったね」カメラを持って外に出て、富士山の景色を撮ります。
澄んだ空気と空のおかげか、富士山は立体的に、美しく見えました。
カメラでパシリパシリと撮っていると、チリリリリリンと時計が鳴りました。
「あれ?また目覚まし時計が鳴ったぞ?おかしいな、止めたのに」
車に戻った私は、目覚まし時計を止めました。
時計を見ると、次の目覚ましが鳴るまでに10分はありました。
「おかしいな」
どうしてその前に鳴ったのか。
でも、時計だって絶対ではないのだから、狂うこともあるだろう。
そう思って、次に時計が鳴るまで車の中で待機することにしました。
チリリリリン
また違う時間に目覚まし時計が鳴りました。
しだいに不思議だなと思うよりも、どこか怖さに包まれてしまいます。
「なんだかここにいてはいけないような気がする」
と感じた私は、すぐに帰る準備に取り掛かりました。
そのときです。
携帯の電話が車の中に鳴り響きました。
「うわっ、びっくりした」
慌ててとると、「早く帰って来ないと、嵐になるかもよ」と母親が教えてくれました。
※コメントは承認制のため反映まで時間がかかる場合があります。