案山子村
投稿者:rark (32)
「案山子村(かかしむら)」
まず、この話は、かなりの長編になることをご了承ください。
だいぶ涼しくなってきた9月の頃。
心霊スポット……というか地元で噂されているだけで、真実かは分からないのですが、広島県の某山岳地帯へ4人でドライブに行った時の話。 その時のメンツは、僕と僕のはとこ(兄貴と呼んでいる。)そして、僕の友達のB。で、そのBの姉であるAさん。
今回は、この4人。
帰りはAさんが、行きは兄貴が運転する。という形で、僕らは薄暗い山道を走っていました。
今僕らが、いる山岳地帯には禁忌の村があるとかなんとか。そしてその入り口であると噂されている、トンネルを探そうとしているのですが、全く見つからず。まぁ、村絡みの噂なんて山ほどあるのでデマの可能性が多いのですが…。
19時30分。日が落ちるのが早くなり、もう当たりは真っ暗になってきます。
かれこれ、2時間も車を走らせて、います。
A「ねぇもう見つからなそうだし、帰らない?」
兄貴「ああ…しゃーねーか。」
来た道を戻ろうと、どこかUターンできる場所を探すため、もう少し先に進みます。しかし、5分ほど車を走らせても、Uターンできそうなスペースは見つからない。
兄貴「マジかよ。このまま一本道とかねーだろうな…。」
B「あそこ。行かれない?」
するとBが、何かを見つけます。
目の前に現れたのは、一本の脇道。
兄貴「あー。行けそうやな。」
兄貴は車を減速させ、ハンドルを右に傾けます。しかし、脇道に入ったとたん。兄貴は急ブレーキを踏みます。
僕「痛って!…どしたん?」
兄貴「なぁ、あれ。なんだと思う?」
兄貴が指差す方向には、トンネルのようなものが、車のヘッドライトに照らされ、ボンヤリと浮かんでいます。
僕「ちょっと近ずいて見ようや。」
それを見てしまったからには、僕らの好奇心は止められず、兄貴がアクセルを踏み、車とトンネルの距離は、段々と縮まっていきます。
近ずいてみると、そのトンネルは車一台ほど通れそうな幅で、トンネルの壁は何年も使われていないかのように、所々ヒビが入っています。
しかし、そんなことより、何よりも異様だったのは、トンネルの隅に、案山子がポツンと立てられているということ。田んぼとかで見るような、へのへのもへじの顔に帽子を被った、ボロボロのカカシ。
もしかして、これが噂の?
そんなことが、僕らの頭をよぎった時には、既に誰もがこの先に進もうと考えていたのでしょう。
車は既にトンネルの中へと差し掛かっていました。
トンネルに入って3分が経つ。しかし、一向に出口にたどり着かない。それどころか、出口すら見えない。
車のヘッドライトの光でさえ、トンネルの闇へと吸い込まれていく。
するとその途端、
僕は兄弟ぐるみで仲の良い友達。とは行っても、僕の方は兄ではなく、兄貴と呼んでいるだけのはとこですし、あっちは兄貴とタメの姉貴、そして僕とタメのその弟
説明が分からなすぎる。
変な集落に迷い込む
↓
バケモンに襲われる
↓
なんとか逃げ出す
↓
地元のジジイ「お前らあそこに行ったんか!」
何百回と見たパターン
最初の人物紹介、林修でも理解できないやろ。誰もわからんて。
説明が
二組のきょうだい同士が、仲良しだった!
一組は自分と兄(実の兄ではなく、はとこ同士の関係だが、兄貴と呼んでいる)。
もう一組は実の姉弟(姉をA、弟をBとする)。
自分の兄(本当は、はとこ)とAが同い年で、自分とBが同い年。
ということだと思います!
部外者の私が失礼しましたm(_ _)m
人物
僕
兄貴(僕のはとこ)
B(僕の友達 and Aさんの弟)
Aさん(兄貴の友達 and Bの姉)
うーむ、何かわからないが、腹が立つ。
人物像
僕
兄貴(僕のはとこ)
B(僕の友達 and Aさんの弟)
Aさん(兄貴の友達 and Bの姉)
人物の紹介が、ややっこしい。読者に分かりやすくお願いします。
投稿者です。人物の紹介が分かりにくいというご指摘をいただきましたので、修正致しました。申し訳ございません。
結構面白かった!
カカシか