自分なりの終活
投稿者:prudence1968 (17)
財産分与、墓地の購入、遺言状・・・終活もいろいろ。
自分も若いつもりではいるが、少しずつ先がちらちらしてきた。
そこで、身の回りの生活用品に目を着けて終活を始めた。
断捨離とか誰に遺すのかとかではない。
あといくつ買いそろえておけば良いかを決めるのだ。
具体的に何をしているかというと、靴、歯磨き粉、電池といった小物をどれくらいの期間で使い切ったり買い換えているかを数えている。
例えば靴。
何足か持っているため、何とも言えないのは確かだが、3年くらい使う。
歯磨き粉(150g位)やシャンプー(400ml位)はけっこうけちって使い、どちらも半年くらい。
壁掛け時計の単三電池は、1本だけで4年持つことが分かった。
このペースで物を使って買い換えていくと、タヒぬまでにいくつ買っておくか察しがつく。
ただ、これには自分がイク年齢を仮定する必要がある。
これは親父が亡くなった74才としている。
何才をスタートにするのかでも当然違うが、60才だとするとタヒぬまでに靴はまぁ4足か5足、歯磨き粉やらは30本程度、電池は3本か4本といったところ。
タヒぬまでにあとたったこれだけしか使わないかも知れないのだ。
実際には寿命も分からないし、好みの変化や使用期限もあるので、本当に買いそろえておくことはないのだが、それらを使う個数が何となく自分のタヒへのカウントダウンを見える化している気分になる。
歯ブラシみたいなものだったら本当に買っておいて、それが減っていく様子で自分の命が減っていくのを見る目安にできるかも知れない。
残りの人生を物から見てみるとそんなものかと、ちょっとゾッとしたし、むなしくなった。
20代や30代の本当に若い人にはピンと来ない話だろうが、若いつもりなだけの自分にはタヒに対して妙なリアリティーを感じるのだ。
という自分なりの終活のお話でした。終活とは言わないかな・・・。
kamaです。
自分でも時々考える事なので、身につまされます。
自分は母親が80歳で死んだので、そこを目標にしています。
prudence1968です。
コメントをありがとうございます。
若い時には考えもしなかった現実が迫ってきている感じですよね。
ちょっと心に刺さってしまいました。(53歳)