宮城県の漁港
投稿者:イエティ (51)
短編
2021/02/25
09:11
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東日本大震災で被災した、宮城県のある漁港の話です。
嘘偽りないノンフィクションであること、
この漁港は今現在も存在していることを先に言っておきます。
震災から7年ほど経ったある夏のこと。
私は震災前から釣り好きで、その町の漁港は全て制覇しているぐらいで、
震災でダメージを受けた姿を見てかなり心が痛んだ記憶があります。
5年ほどでほぼ全ての漁港が復興し、また釣りに再燃していた、そんな時期です。
市街地から山に入り1時間ほどでその漁港に到着しました。
時刻は23時くらいで、友人と2人で来ておりました。
その漁港では復興後、初となる釣りだったため、
地形の変化や漁港そのものが形が変わっていたりで、
最初はどこで竿を出すか、どこが釣れそうか探索しようということに。
その漁港は、下図のような形をしています。
山側の道路から降りてきて、線の部分は漁港になります。
堤防が4本の線に分かれていますが、
山側の堤防をそのまま”山側の堤防”とします。
山側の堤防と平行に並ぶ堤防を”海側の堤防”とします。
その二つを垂直に結ぶ堤防は船が多いので”停泊エリア”とします。
島から出た小さな堤防は”島の堤防”とします。
山
↑
道
路
━━━
┃ 海 海 海
┃
┃ 海 海 海
┃ ┃
━━━島 海 海
↓↓↓↓↓
海
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最近の幽霊ってledライト持ってるんやろか?
過度に具体的な情景描写を頭に入れるのに気を取られ、うっかり怖さポイントを逃してしまった。何が怖いんだっけ?