見えていたあの足は?
投稿者:あおちゃん (5)
正確な時期は正直覚えていない。結婚前の話なので、5年以上前であることは間違いないです。
昼間だったし、一人じゃなかったこともあり、怖くはなかったです。怖くもないし、少しわかりづらい話かも。
私と母は仲がいい。
学生の時もそうだが、社会人になり私も運転できるようになると、「息抜き」と銘打って二人でよく買い物にでかけた。
その日もまさに母と二人で出かけた帰り道だった。
よく晴れた日、買い物とランチを満喫した私たちは上機嫌で、他愛ない話を延々としていました。
ゆるい左カーブの先、交差点の信号機は赤。
すでに数台停まっている車にならい、私たちの車も停車します。
4、5台先、先頭に停まる車の運転手が車を降り、ボンネット側へ回り込むのが見えました。
「あれ?車の調子悪いのかな?」
母は私の問いかけも華麗にスルーし、自分の話を進めます。
その運転手が気になった私は、母の話に相槌を打ちながらも視線は車の下、車体と地面の隙間から見える足を捉えていました。
「信号変わっちゃうのに、大丈夫なのかな?渋滞になっちゃうじゃんね。」
再び母に伝えますが、母からの返答はなし。それどころか「さっきから何の話?」と言う始末。
その間も運転手は車の前を右往左往。私は視線を送り続けます。
「だから一番前に停まってる車!運転手降りてボンネットのとこで何かしてんだよね。もうすぐ信号も青になるのに大丈夫かなーって…」
話終わらないうちに信号は青になりました。
「ほら変わった!」と思っていると、先頭の車は何事もなかったかのように発車しました。
「えっ…?????」
私も走りだしますが思考が追い付かない。
混乱している私に、母も「???」状態。見ていた状況を母に伝えました。
「お母さんも[私の名前]に言われて気になったけど、誰もいなかったし、何のこと言ってるのかわかんなかった。」と言われ、怖いとまで言われました。
「足」を見たのはこれで二度目。私より母の方が心配になったようで、知人のお姉さんがそういう系に詳しいようで、知人づてで相談してくれました。
その人曰く、私の優しさが引き付けてしまう傾向があるとのこと。
神社やお寺に行くなとは言わないが、心を込めてお祈り?お参り?は控えたほうがいいとのことでした。
それ以来なにかを体験したことはないです。
そして神社やお寺に行った際は、これでもかってくらい神頼み、仏頼みをしてきてます。
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