完全に油断してた
投稿者:あおちゃん (5)
前投稿から数か月。同じ場所で体験した話。
今回もまた、残業を終えて帰路の道中。時間ははっきりと覚えていないが、おそらくは19時~21時。深夜ではないが、暗い時間帯であったことは覚えています。
「足」を見てしまった数日間は怯えて通っていたあの道も、この頃になるとすっかり忘れて、夕飯のおかずに胸を弾ませて通るようになっていました。
間もなく自宅へ着くというタイミングで、ふと聴いていた音楽を変えたくなり、CDの開閉ボタンを押す。
次に聴く音楽を考える間、車内が静寂に包まれた時でした。
ガヤガヤガヤガヤガヤガヤガヤガヤガヤガヤガヤガヤガヤガヤ
男性の、しかも複数の声が耳元で聞こえました。
言葉ははっきりと聞き取れなかったけれど、振り向いたそこに顔があるんじゃないってくらい近い位置で囁かれました。
一瞬頭が白くなる。
誰?何?何て?
え、おじさん?待って。子供だったじゃん横切ったの。一人だったじゃん。なんで?
アクセルを踏み、今回は足早に帰宅。怖すぎた。
しかも今回はそれだけでは終わらなかったのです。
ここから数日間、誰かが「ノック」をしてきました。
最初は部屋にいる時。
―コンコン―
「どーぞー」と言っても誰も入って来ない。妹か母のイタズラだと思ったが違いました。
次はお風呂。髪の毛を洗ってる時にノックをされたが、誰もいません。
昼間会社にいる時、車の運転中、気のせいだったかもしれませんが、何度かノックされました。
「おじさんの声」は一旦忘れ、あれかな、男の子がさみしくなっちゃったのかなーと自分にいい聞かせ、小さい男の子なら仕方ないか、と解釈し過ごしました。
「足」を見てしまった話しはもう一つあります。
また後程お話させてください。
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