悪夢からの警告
投稿者:隼 (1)
自分は東京で生まれ育ち、北海道で学生生活を過ごし、秋田県で就職・結婚し、子供が生まれました。
なかなか東京の両親と直接会うことはできませんでしたが、インターネットのおかげで遠隔地から画面を見ながらやり取りができました。
しかし、自分の仕事が忙しくなり、週に一度のペースで行っていた両親とのやり取りもいつしか疎遠になってしまいました。
いまから5年ほど前のある時期から怖い夢を見るようになりました。
怖い夢といっても子供が見る怖い夢と大人が見る怖い夢はまるで違います。
当時40代だった自分は、こんな年齢になっても怖い夢を見るんだなと目が覚めた後で不思議に思った記憶があります。
夢の内容は決まって自分が誰かに追い詰められてもうダメだと思ったときに目が覚めました。
起きると心臓の鼓動は激しく高鳴り寝汗をびっしょりと書いている状態でした。
そんな日がそれこそ毎日のように一月ほど続きました。
そしてある日の朝4時ごろ急に自分の携帯電話に妹から電話がかかってきました。
内容は父の心臓が急に止まって救急車で運ばれて蘇生術を受けているというものでした。
それから一時間ほどして再び妹から電話がありました。
そこでたった今父が亡くなったと伝えられました。
それから通夜、告別式と目まぐるしい日々が続きましたが、不思議と恐ろしい夢は見なくなりました。
今考えると、今まで見ていた恐ろしい夢は父のことを暗示していたのだなと思いました。
今となっては何もできることはありませんでしたが夢が父の体の警告していたのだと思います。
父が亡くなって以来恐ろしい夢を見ることは嘘のようになくなり、時折優しかった父がまるで生きていた時のように夢に出てきてくれるのがせめてもの慰めです。
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