北九州 某自衛隊駐屯地の怖い話
投稿者:サクコウ (15)
北九州市にある某陸上自衛隊駐屯地内には旧軍時代の教会跡がある。
駐屯地内のため物件は管理されており、無断侵入や破壊・損壊行為、物品の持ち出し等は法的に禁じられているため一般人が立ち寄ることはできないが、ここに警備のため見回りをする担当の自衛官はかなりの確率で不思議な体験をしている。
ここ駐屯地内の教会跡は、前大戦中に死亡した多くの戦死者の遺体の一時保管場所としていた歴史がある。
現在は倉庫として使われいるほか、あまり人が立ち寄る場所ではないため、夜になるといっそう不気味に見えるため、当直で見回りする人間はここを通る時は急いで見回るそうだ。
また、新隊員などは持ち回りで警衛をおこなうため、陸曹や先輩からいろいろな話や注意点を教えてもらう。
見回りには順路が決められており、各ポイントごとに見回った人間の印鑑(サイン)が必要になる。
その際にこういった類の話も聞いたりすることは多いのだが、ある日、新隊員の一人が当直になった。
新隊員は建物内を警衛中、該当の建物の施錠を確認し急いで印鑑をバインダーの紙に押下しようとした時前から「誰か!」と建物奥から声をかけられた。
明らかに上官のように見えたのでライトを相手に当てることができないまま、その黒い影に向かって所属を伝え無事見回りを終え帰ってきた。
新隊員は警衛所に戻り先ほどあったことを三曹に話したところ、自分以外の人間は誰もそこには行っていないと説明を受けたそうだ。
新隊員は自分が施錠を開けたことを思い出し「ゾッ」としたそうだ。
その他にも、同じような体験をした隊員がいたり呻き声のようなものを聞いたりする者、足や手を掴まれた者、霊感の強い者は近くに寄るだけで気分が悪くなることもあるようだ。
北の方の駐屯地では、英霊が移駐したって話がありますね。