古い寺院での不思議な狐(?)の祟り
投稿者:ナナシー (36)
飼い猫を家族に預けて、一泊二日で友人とプチ旅行に出かけた際の不思議な出来事です。
歴女な友人に誘われて寺院巡りをしていたのですが、林道沿いに古い寺院を発見しました。管理もされていないようで、荒れ放題の状態でしたが、中に入ってみました。
薄暗く、絵馬やお札などがところ狭しに飾られてあり、何となくここから離れたいと思った瞬間、夏でしたが、なんだか寒気までしてしまいました。と、同時に嫌なニオイがしました。
友人に話してもカビ臭いニオイでしょ?っというだけでした。
自分的には、動物園で獣ゾーンを見ていたときの、あの獣臭いニオイがしたのです。
それからなんだか肩が重くなり、気疲れが出たのかと思いながら帰路につきました。
飼い猫を引き取りに実家に行くやいなや、普段はおとなしい飼い猫が私に威嚇してきました。
家族は、一泊したから顔を忘れられたのよっと笑っていましたが、飼い猫を抱こうとした瞬間に飼い猫が私の肩のほうに猫パンチを繰り出しました。
その瞬間、肩が一気に軽くなったのです。飼い猫も肩が軽くなったと同時に、いつものおとなしさを取り戻しました。
もしかしたら、飼い猫には何かが視えていたのかもしれません。
それから、気になったのでお寺について調べてみると、個人のブログに目が止まりました。
そのブログによると、あの辺りには狐に化かされた伝説が残されているようで、確かに、お寺周りには狐の石像が横倒しになっていました。
あれは、狐の仕業だったのかもしれません。
猫におっぱわれる程度の悪霊って
たいしたもんですね