S駅のトイレで本当に体験した怖い話
投稿者:陶芸参謀 (37)
15年ほど前の実体験です。
平日の昼下がりにS駅のトイレに入り、おしっこをしていました。
当時の駅のトイレは不潔で、照明も暗くて不気味な雰囲気がありました。
するとその時、誰かがトイレに入ってきて、おしっこをしている僕の後ろを通ろうと歩いてきました。
その男性、僕の背後に立ち、ニヤニヤと笑みを浮かべているのです。
雰囲気からすると変態というか、知的障害のある人なのかな?という印象でした。
メガネをかけていて、チェックのシャツ、リュックを背負っていて明らかにイケてない雰囲気の青年?くらいの男性でした。
それでも気味が悪かったので、すぐにおしっこを終わらせ、手洗いを始めました。
すると照明がまた一段と暗くなった気がしました。
その瞬間、僕の背後にまたその男が立っていたのです。
鏡越しにその男の姿を確認したところ、同じくニヤニヤと笑っていました。
ここから先は創作と思われてしまうかもしれませんが、正直に起こったことを話します。
なんと、その男の「首」がやけに長く伸びていたのです。
伸びた首で僕を見下ろし、ニヤニヤと笑い続けていました。
本当に驚いた時は声が出ないものです。
僕は急いで外に出て逃げるように帰宅しました。
帰宅後、そのトイレについてネットで検索してみたけれど、何もヒットしない。
あの首長男は一体何だったのか…。あのトイレはどうしてあんなに不気味なのか…。
いろんな疑問点を抱きながら、約1か月後、再びあのトイレに行ってみました。
すると、トイレには入れなくなっていて、いついつまで建て替え工事が続きますというチラシが貼ってありました。
もしかしたらあの男はトイレで自殺をした男だったのかもしれない…。
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