翌日、近所の人から改めて話を聞くと、チューハイおじさんはやはり、その日の朝(正確には前日未明)に、公園のベンチで亡くなっていたことがわかりました。
近所の人から聞くチューハイおじさんは、一人暮らしで、近くの工場で働いている、当たり前にきちんと名前のある普通の人でした。
では、あの夜。
私たちが見た、チューハイおじさんの形をしたあれは、一体なんだったのでしょう。
当然、私たちはその街に住み続ける気にはなれず、それからすぐに引っ越しました。
だから今、そのベンチがどうなっているのかは知りません。
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