そんなこんなでお菊の初配信は最大同接6 新規登録1というなんとも言えない結果になりました。
「青山殿!話が違うではないですか。6人なんて江戸時代でもその10倍は集めていましたよ」
「お菊さんのアイデンティティの皿数えは今の若い子は知らないんだなぁ、これは方向性を考えないといけないな・・・」
そこから2人は大迷走を始めます。
・幽霊が教える江戸メイク
・幽霊の朗読する洒落怖
・江戸生まれが知らない!?江戸仕草とは?
・化けて出たくなる都内の井戸ランキング
・【150ひき〜】ポケモン初代を幽霊が実況
たまに小当たりする企画はありましたがバズには程遠く、しかし着実にファンは増えている手応えはありました。
そんなある日の生配信企画、「幽霊が廃墟探索してみた!」のワンシーン。
「うー、怖いですねぇ。いかにも何か出て来そうな雰囲気ですねぇ・・・」
その時、うっかりカメラマンの青山が床を踏み抜いてしまいバギィと大音量が廃墟に響く。
突然のことに「出たーーー」と叫んだお菊は思わず壁をすり抜けて逃げて行ってしまいました。
その後のコメントは大盛り上がり、切り抜きも拡散され、お菊はネタではなく本当の幽霊なのではないかという議論がSNSを中心に巻き起こりました。
この配信をきっかけにお菊はめでたく世間からガチ幽Tuberと認定された。ただ今もSNS上では肯定派、懐疑派、そして「可愛いからどっちでもいい派」が口汚く罵り合っている。
「いやー苦労したけどお菊さんのおかげで軌道に乗ったよ」
「青山殿、浮かれてないで地に足つけておくんなまし」
「そうは言っても銀の盾も目の前だよ」
「いえ、どんなに数えても登録者が1万人足りませぬ」
お後がよろしいようで。
























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