奇々怪々 お知らせ

不思議体験

霊感のある主婦の暇潰しさんによる不思議体験にまつわる怖い話の投稿です

精神の限界と言う名の悪夢
短編 2026/08/31 18:01 72view

……何かがいる。

何かが、下から私を追ってきている。
まだ姿は見えない。
でも、確実に何かが上ってきている。
私は、駆け足になった。
必死に階段を駆け上がっていく。

そのときだった。
上から、真っ赤な血が流れてきた。
一滴、二滴……
やがて大量の血が階段を覆い、足元が見えなくなる。

私は、脆そうな手すりにしがみつきながら、滑らないように必死で階段を上った。

それでも、下から聞こえる足音は止まらない。
ペタ……
ペタ……
どんどん近づいてくる。
私は夢中で駆けた。
駆けて、駆けて、駆けて
ようやく頂上にたどり着いた。

そこには、一枚の鉄の扉があり
私は扉を開け、転がり込むように中へ飛び込んだ。

そこにあったのは、古びたパイプベッド。
そして、その上には
小さな子どもたちの遺体が、何体も何体も積み上げられていた。
あまりにも大量の遺体で、ベッドからあふれたものが床にまで転がっている。
私は必死に遺体をかき分け、その中に身を隠した。

そして、ベッドの下へ潜り込む。
息を殺す。
ドクン……ドクン……
自分の鼓動だけが、やけに大きく聞こえた。

お願い、、、
見つからないで
どうか、見つからないで

2/3
コメント(0)

※コメントは承認制のため反映まで時間がかかる場合があります。

怖い話の人気キーワード

奇々怪々に投稿された怖い話の中から、特定のキーワードにまつわる怖い話をご覧いただけます。

気になるキーワードを探してお気に入りの怖い話を見つけてみてください。