という文字の下に、見覚えのある景色が写っていました。
思わず足が止まります。
「……あれ?」
写真の奥に見える柵。
その形。
その向こうに広がる景色。
どこかで見たことがある。
数秒考えて、背筋が冷たくなりました。
知らないアカウントのプロフィール画像。
あの女性が立っていた場所と、まったく同じだったんです。
その日の帰り道、僕は気になって仕方がありませんでした。
家に帰ると、プロフィール画像をもう一度開きました。
何度見ても、あの場所に見覚えがある。
気になって画像を保存し、ネットで調べてみることにしました。
すると、ある展望台の写真が出てきました。
柵の形。
奥に広がる景色。
間違いありません。
プロフィール画像の場所でした。
さらにその展望台の名前で検索すると、数年前の記事が目に留まりました。
『女子高校生 転落死』
事故として処理された、小さな記事でした。
花火大会の帰り道、展望台の柵のすぐそばで足を滑らせ、そのまま崖下へ転落。
亡くなったのは、当時17歳の女子高校生。
記事には、それ以上のことは書かれていませんでした。
その夜も、LINEは届きました。
僕はもう迷わず再生しました。
ザァ……。
いつもの音です。
でも、その日は違いました。
この話は怖かったですか?
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