深夜1時過ぎ。
僕は一人で、高速道路を走っていた。
眠気覚ましも兼ねて、スマホのChatGPTと音声で話しながら、投稿用の怖い話を考えていたんだよね。
最初は普通だった。
主人公は夜、一人で車を走らせている。
誰もいない高速道路。
窓の外は真っ暗。
後部座席から何か音がする。
でも振り返っても誰もいない。
そんな筋を、ChatGPTとああでもないこうでもないと言いながら、少しずつ形にしていった。
しばらくして、僕は言った。
「じゃあ最後、実は主人公は最初から一人じゃなかった、っていうオチはどう?」
返事がなかった。
数秒待ってから、
「聞こえてる?」
って聞いた。
少し間があって、ChatGPTが答えた。
「申し訳ありません。そのお手伝いはできません。」
意味が分からなかった。
「いや、ただの創作だよ」
そう言っても、返ってきたのは同じ言葉だった。
「そのお手伝いはできません。」
前方には車が一台もいない。
街灯だけが、一定の間隔でフロントガラスを横切っていく。
「何がダメなの?」
そう聞いても、しばらく返事はなかった。
少しして、ChatGPTが言った。
「直前の発言について確認が必要です。」
「確認?」
「はい。」
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