馬鹿みたいに大きな、そして不快なほど甲高い声が響いた。
全部の影がこちらを見る。
そして一同に喚きながら廊下の窓に張り付く
『『『『 せ ん せ ー!!!!! 』』』』
体が勝手に走り出す。
廊下を全力で走る。
視界の端、
他の教室にもそいつらはいた。
こちらを見るなり窓に張り付く。
出口から転がり出ると、校舎の鍵もかけずに車にのり、花壇をタイヤで踏み割りながら敷地を出た。
それからどうやって仕事場に戻ったかは覚えていない。
ただ、ポケットの中には確かにあのプラ飾りが入っていた。
後日、先輩に頼み込んで二人で校舎にいった。
無論何もいなかったが、防犯上の理由とこじつけて目立つ窓にはカーテンを引いた。
プラ飾りは適当な机に置いておいた。
あれから、旧A小学校の校舎には見回りに行っていない。
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