非通知の着信履歴は、すぐに消した。
「呪われたかもしれない」
そう思って焦っていると、
霊感がある友達が言った。
「今日は帰らない方がいい。一緒にいた方がいい」
そのまま、4人で朝まで過ごすことになった。
深夜4時頃、お腹が減ったので、コンビニに寄った。
明るい光と、人がいる安心感で、
本気で泣きそうになったのを覚えてる。
車の中でご飯を食べて、どうでもいい話をして、時間を潰した。
みんなさっきの出来事には触れないようにしていた。
やっと朝日が昇って、
「もう大丈夫かな」ってなって、
みんなを順番に家まで送った。
最後に、私の友達と二人になった。
もうすっかり朝で、さっきまでの恐怖が嘘みたいだった。
友達を送る道中、ガソリンランプがついてしまったので、
近くのガソリンスタンドに寄った。
セルフだったから車を降りて、
給油しながら、ふと後ろの窓を見た。
ーーー白いものが見えた。
よく見ると、
手形みたいな跡が、いくつもついていた。
「ねぇ、これ見て」
友達に言って、車内からも確認してもらった。
中からでもはっきり見えるくらい、くっきりしていた。
その中には、子どもぐらいのサイズの手形もあった。
気持ち悪くて、タオルで拭こうとした。
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