奇々怪々 お知らせ

妖怪・風習・伝奇

はんだごてさんによる妖怪・風習・伝奇にまつわる怖い話の投稿です

体験した不気味な体験のに関する情報を探しています。
長編 2026/04/05 14:34 409view

別サイトでも投稿していましたが、人が少ないため情報が集まらずこちらにて投稿させていただくことにしました。何かご存じの方いらしたら教えていただけると幸いです

一昨年、怖いというかとてつもなく不気味な体験をしたので書かせていただきます。
オチはありません。

大学三年生で春休み中の私は、長野県に両親と三人で一泊二日の家族旅行に行くことを計画しました。
私たちがあまり裕福ではないのと、観光メインなので宿は安くてもいいだろうという話になり、繁華街から少し離れたところにある旅館を予約しました。ある種の民泊のような感じにも見えました。
外観写真は玄関の写真しかありませんでしたが普通の一軒家の様で、値段が異常に安く夕飯が豪華なことが決め手だったと思います。予約の電話をしたときに「ご家族でお泊りですか?」とはふつう聞かない気がしますが、その時は違和感がなく「はい」と答えました。

当日、久しぶりの旅行に心を躍らせながら旅行に出かけて10:30頃には長野県に入り、観光し後、17:00過ぎ頃に宿につきました。
めちゃくちゃ森の中!というわけでもなく、近くにぽつぽつ一軒家があるような、いわゆる田舎の集落といった感じの場所でした。
外観はかなり古めの立派な木造で、建物自体は結構大きかったことを覚えています。
行ったことはないですが、イメージとしては平等院鳳凰堂を2/3くらいにして、ぼろく木造にした感じでしょうか。敷地内は結構大粒の砂利が敷き詰められており、歩くたびに足裏が刺激されていたことを覚えています。

気になったのは敷地内に、神社のご本尊が置いてある建物(小さな本殿)?みたいなのがあることでした。

正直自分は外観から中を想像しただけであまり気乗りせず、普通の宿にすればよかったと思いました。
玄関を開けると中は本当に昭和の家といった感じで、サザエさんの家がイメージとしては近かったように思います。
黒い和服を着たおばあさん(以降A)がちょうど玄関を通りかかった感じで、「ようこそいらっしゃいませ」というと、居間のようなところに案内してくれました。
そこにはテーブル、座布団とともに3人のおじさんが座っており、襖に囲まれて左手にキッチンがありました。そのキッチンが和風な家に似合わず、洋風なつくりだったので、すごく違和感があったのを覚えています。
ちょっと若めの甚平?を着たお兄さん(B)、白髪でやせ型のスーツを着たおじさん(C)、日に焼けて筋肉質なスーツのおじさん(D)が座っており、私たちも座るように促されました。
私の頭の中は?で埋め尽くされていました。

Bが話し始めました。
B「本日はご予約いただきありがとうございます。この家で過ごすにあたって注意点があります。」
と丁寧な口調で話し、ファイルを渡してきました。
B「その中に全て書いてありますが、簡単に口頭でも説明します。
この家ではなるべく軽い笑顔と良い姿勢を崩さないようにしてください。」

この時点で私はまじで変なところに来てしまった最悪だと思い、変な宗教の人たちだと思いました。
続けて
B「そして、この後座る場所からなるべく立たないようにしてください。
不埒な行為は一切禁じます。夕食は私たちとここで食べてください。
家は広く見えますが、この部屋とお手洗い以外ないと思ってください。」 

まだ多分なんか言ってたと思いますが、いきなり怒涛の勢いで言われて驚いていると
B「何か質問はありますか?」
というので、まずあなたたちは誰ですかと質問すると
B「この家の者です。」
とだけ言い、頬を指で釣り上げるように笑顔のジェスチャーをしてきました。
あっと思い少し笑顔を作り、なぜそうしないといけないのか、風呂とお手洗いはどこかを聞きました。

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