狂ったような動きに目を疑い、体が震えていた。
引き戸の前で僕が固まって動けないでいると、人影は指で何かを指差した。
それは、僕の机だ。
その瞬間、僕は映像が焼き切れたかのように目の前が真っ白になり、硬い床に顔をぶつけて倒れた。
気がつくと、僕は白い建物の中にいた。
動けないベッドの上で医者から脳出血と診断を言い渡された。でも、その人も本当の医者なのか、もうよくわからなかった。
今はもう全ての人が人影のように真っ黒く、塗りつぶされて見えるから。
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