私は振り返らない。
絶対に。
五日目。
赤い「3」。
――「どうして」
六日目。
赤い「4」。
――「いるのに」
私はあることに気づいた。
数字は毎日増えている。
通知の数が。
つまり――
“何か”は毎晩、近づいている。
七日目。
午前二時十四分。
赤い「5」。
震える手でスクショを撮る。
そこには、
――「もう うしろ」
限界だった。
私は、意を決して振り返った。
そこには何もなかった。
安堵で膝から崩れ落ちた。
馬鹿みたいだ。
全部、気のせいだったんだ。
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