私は基本的に、夜中にスマホを見ないようにしている。
午前二時を過ぎると、なぜか嫌な通知が来るからだ。
最初は三ヶ月前だった。
午前二時十四分。
画面が光り、ロック画面に赤い丸が表示された。
通知アプリの名前は出ていない。
ただ赤い丸と、数字の「1」だけ。
不審に思って開いたが、何も届いていなかった。
メールもSNSも未読はゼロ。
バグだろうと思って、その日は寝た。
だが次の日も、同じ時間――午前二時十四分。
また赤い「1」。
開いても何もない。
三日目の夜、私は試しに通知をスクリーンショットに撮った。
写っていた。
赤い丸の横に、薄く文字があった。
――「うしろ」
心臓が跳ねた。
振り返らなかった。
私は一人暮らしだ。
振り返って何かいたら、その方が困る。
その夜は電気をつけたまま寝た。
四日目。
午前二時十四分。
赤い「2」。
震えながらスクショを撮る。
――「うしろ みて」
嫌な汗が流れた。
無視した。
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