空気が抜けたサッカーボールを後にして、次は拳銃が落ちていた。
なぜこんなところに、
拾うのは気が引けるが、
さっきのやつがまた襲ってくるかもしれない。
僕は護身用として持つことにした。
拳銃を拾ってからしばらくすると、アパートが見えてきた。
よく見ると、201号室の扉に鍵がささっていた。
不思議なことにこのアパートの先は行き止まりになっていた。
また、来た道を戻るとやつがいるかもしれない。
僕はとりあえず201号室に入ってみることにした。
中は薄暗く、誰かいますか!と叫んでも返事がなかった。
僕は念のため、さっきのやつが来ても大丈夫なように、玄関の鍵を掛けた。
薄暗い廊下を進むと、子供が描いたような絵が飾られていた。
しかも同じような絵が何枚も。
これだけでも不気味なのだが、進んでいくごとに絵が黒くなっていき、歪んでいった。
絵に描かれていた男の子と公園の原型が、最後の絵ではもう保たれていなかった。
最後の絵を見た時突然、玄関の扉をたたく音が聞こえた。
ドン、ドン、ドン、ドン!………。
だんだん力が強くなっている。
僕は、気のせいだと自分に言い聞かせて奥へと進んだ。
一番奥へと進んだ時僕は腰を抜かした。
僕の目の前で、僕がベッドに横たわっていたのだ。
僕が驚いたと同時に、玄関の扉が開く音がした。
振り返ってみてみるとやつがものすごい勢いで走ってきている。
僕は護身用の拳銃をすぐさま構えた。
バン!
奴が少し、のけぞった気がした。
僕は無我夢中で撃った。
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