そして、ライトの点滅が入り口の一番手前まで辿り着いたところで──画面がストンと暗転した。
私「え……?」
真っ黒になった画面の中央に、白い文字が浮かぶ。
《この先の映像は、アップロードできませんでした。》
それだけ。
巻き戻そうとしても、早送りしようとしても、同じ場所で強制的に止められる。
動画の時間表示を見ると総再生時間は「13分」となっているのに、そこで再生が打ち切られているのだ。
私「……バグ、かな」
かろうじて絞り出した声は、自分でも驚くほど掠れていた。
その時、スマホのスピーカーから、か細いノイズ混じりの声が聞こえた。
?『……うぶか?』
私「え……?」
思わず耳を近づける。
?『……うぶか?』
聞き覚えのある響き。
あの時、意識を取り戻す直前、遠くから聞こえてきた声と同じだ。
?『大丈夫か?』
はっきりとした言葉に変わる。
私は、スマホを取り落としそうになった。
音は動画の音声ではない。
再生は止まっているのにスピーカーだけが勝手に声を流し続けている。
カップル男性『……ねぇちゃん』
今度は、あのカップルの男の声がした。
半袖に短パン、サンダル姿の、あの男だ。
カップル男性『今度は、間に合わないかもしれないよ』
ゾクリ、と背筋を氷の指でなぞられたような感覚が走る。
その言葉と同時に部屋の天井の蛍光灯が、チッ……チッ……と点滅を始めた。
私(……やめて)
ペタッ。
あの音が聞こえた気がした。

























伏線回収すごい
YouTuberおもろい