「怪談レストラン」という児童書をご存知ですか?
私は昔から怖い話が大好きで、小学校の図書室にあった怖い本は読み尽くしたのではないかと思います。
これは、私が小学4年生だった頃の話です。
当時鍵っ子だった私は、小学校から帰宅すると図書室で借りた本を読んで過ごしていました。
その日も学校から帰ると、いつものように一人で、自宅のリビングで借りてきた「怪談レストラン」を読んでいました。
どんな内容かは覚えていませんが、読み進めるうちにどんどん怖くなってきて、ついに怖さの限界を迎えました。
外に出ようと立ちあがろうとするのですが、体が動きません。そう、怖すぎて腰が抜けたのです。
怖くて震えていると、ガチャっと玄関の鍵が開く音がして、ビクッとしました。母親が帰ってきたのです。
その後は立ち上がれるようになりました。
怖いと本当に腰を抜かすことがあるのですね。
私は昔から怖い話が大好きで、「本当にあった怖い話」等のテレビ番組は欠かさず観て、怖い話の本があれば飛びついていました。
ですが、それを観たり読んだりした日はトイレやお風呂に一人で行けなくなります。怖がりの小心者なのです。
大人になった今も、昔の怖い話を時々思い出して怖くなることがあります。
怖がりなのに見てしまう自分が怖いです。
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