そう言うとその男性は足早に去っていった。
1人でその場に佇んで周囲を見渡すと、確かに薄暗くなり始めてる。目的のネズコという巨木まではまだ少しありそうだし、気が付けば周囲が不気味に静まりかえっているため、なんだか怖くなり引き返すことにした。
駐車場まで戻り『きゅうしりょうもん』と検索してみたら『九死霊門』という山の怖い話がヒットした。
読んでみてゾッとしてしまった…。
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