「ポーン♪2番線に電車が参ります、白線の内側へお下がりください」
私が乗る予定の電車が来た。
私の周りには、サラリーマン、妊婦、老夫婦が居たが、どれも普通の人だ。
電車がホームに入って来た時、近くに居たサラリーマンがいきなり
「あるryfひあsyhrldws!!!!!!」
と謎の奇声を上げ電車に飛び込もうとした。
私「・・・・・!!危ない!!!」
とそのサラリーマンの手を引いて止めようとしたが、私の手がそのサラリーマンの腕をすり抜けた。
私「・・・・・え!!?」
次の瞬間、後ろからガッ!!と強く背中を引っ張られた。
振り返ると、さっきまで近くに居た妊婦と老夫婦だった。
妊婦「早まってはいけませんよ!!!!」
老夫婦「そうじゃ!!死んでもええことなんか何一つ無いぞ!!!!」
私はガッチリこの3人に取り押さえられていた。
正面を見ると、あのサラリーマンの姿は無い・・・というか電車が轢いてしまったみたいな事は無かった。
私「・・・あぁ・・・アレ・・・幽霊なんだ・・・」
あのサラリーマンは、正直生きた人間にしか見えなかった。
スマホを見ながら、時計を確認しつつ電車を待ってたから。
その後駅員にこっぴどく注意され、買い物する気もなくなりアパートに帰った。
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⚪︎⚪︎じゃって使うおじいちゃんに会ったこと無い