冷たい女の声に安堵の音が混じっていた。
1秒くらい立って、ゴシンッ!!!ってすげえ鈍くて重い音が”下の方”から聞こえた。
嫌な予感がして、すぐに目隠しを外す。
そこは古い雑居ビルの屋上だった。
手すりが古くなっていて、ところどころ無くなっている。
俺は手すりが無い部分の縁のすぐそこに立っていた。
下の方をのぞき込むと、赤黒い液体と、へしゃげたパイプ椅子、四肢が変な方向に曲がった、中肉中背の男が落ちてた。
ふてぶてしい顔がこっちを見上げてる。
もう確実に死んでいるはずなのに、目が合った。
渋沢栄一に似てるって思ってた、俺があの日助けた男だ。
強烈な吐き気がして、その場で全部吐いた。
俺がこの手で押したものは、パイプ椅子に座らされた渋沢だったんだ。
俺が……俺が殺したんだ。この手で。俺が助けた、あの男を。俺が、俺が……
胃液まで全て吐いて、ハッとして後ろを振り向く。
そこには夢で毎晩見る、一葉と福が立ってた。
一葉に似た女は、夢で見たとおり、顔や腕のそこらに痣が沢山あった。
夢で見るより、痩せこけて見えた。
俺と目が合って、女が口を開く
この話は怖かったですか?
怖いに投票する 111票


























そんなこと考えるな!生きろ!
とてもリアルで、すごく怖いお話でした。
しぬなななななななななななななな
とてもスリルでした。
怖い話って往々にしてそうなんだけど・・理不尽だよねぇ
⚪︎ぬなぁー!お前は人助けしただけだぞ?!何が悪い?!
こっわ しぬなーーーーーーーーーー
渋沢一家に関わってしまって最悪なことに巻き込まれてしまった。
世の中こういうことがほんとにあったりしそう
怖かったです。
極限の精神状態だからだろうけど、逆恨みすぎるよなぁ。こういう理不尽などうしようもない恐怖好きですよ
わーおー