虐待は、彼女一人の問題ではない。
社会全体の問題だ。
彼女の言い訳は、私たちへの問いかけでもある。
「私だったら、あの状況でどうしていた?」
目をそらさず、声を上げて、手を差し伸べることができるか?
彼女の絶望を繰り返さないために。
身肉──自分の肉を傷つけることは、
誰かの愛情が歪んだ形で形を変えた証。
虐待の背景には、誰もが見過ごす「誰か」がいる。
ー記者の取材メモー
記者(以下記)
「今回の件について、率直にお話しいただけますか?」
母親(以下母)
「率直に言うと、あの子が悪いんです。泣き止まないし、言うことを聞かないし、何度言ってもダメで……私が怒るのは当然だと思います。」
記
「暴力を振るった理由は?」
母
「理由って、怒らずにいられると思います?あの子は私の言うことを全く聞かなかった。私だって我慢の限界でした。怒ったっていいじゃないですか。」
記
「なぜもっと他の方法を試さなかったのですか?」
母
「試したって無駄なんですよ。あの子はそういう子だった。どうやっても無理だった。どんなに優しくしても、泣き止まない、反抗する。だから私も手を出しただけ。」
記
「その『手を出す』というのは?」
母
「ぶったり、叩いたり……でも、それは躾の範囲内です。世の中の親だってやってるでしょ?私だけじゃない。私は決して異常じゃないんです。」
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その子かわいそう
5年生
かわいそう
育児ノイローゼになった妻の元に子どもをおいて一人逃げたクソ旦那も、立派な殺人者だと思う。